見てきました

父親たちの星条旗
昨日の夜に近くの映画館に見に行ってきました
平日夜って最高ですね～（笑

何と言っても客が居ない！
父親たちの星条旗は私を入れて5人でした
前から4列目の真中で周りには誰も居ないので
足は伸ばし放題（笑

こんなに少ない人数で見れるのなら1人でも問題ないですね～
カップル1組と野郎が3人・・・野郎は皆1人で来てましたよ
しかも私は作業着のままで見に行ったのでとっても楽チンなカッコです（爆
硫黄島からの手紙も1人で見に行く気満々になってます
しかもレイトショーで値段も安くていい事だらけでした
レイトショーが病みつきになりそうです

さてその内容ですが
戦闘シーンは酷いものです
上陸兵は皆若く20歳前後の若者ばかり
はっきり言ってただの捨て駒扱いです
硫黄島陥落寸前には味方の駆逐艦の砲撃で死んでいくのです・・・
その中で生き残った3人の男が本国に呼び戻されて英雄扱いされるという
たまたま星条旗を立てたところを写真に撮られてその写真を政治目的に使われ
英雄に祭り上げられるのです
どこの国も政治家というのは同じ様なものなんですねぇ・・・

国庫は底をつき資金を調達する為に3人を英雄に仕立てて国債を買わせるという
3人はアメリカ各地を飛び回り国債を買うように訴えるのです
結局は軍の上層部と政治家の金集めの道具にされたんですね
3人は茶番とわかっていながら上からの命令で反対する事も許されない
英雄と呼ばれるのがとても辛いと言い出します

この映画は3人の心の葛藤をメインに作られているので
戦闘シーンは少し控えめなような気がしましたがそれでも重たい内容でした
戦争は何も生み出しません残るのは悲しみです
戦争を直接体験しない上層部の人間には永遠に理解できないものでしょう
結局戦うのは兵士なのです
どんな思いで戦うのか？戦っている人間の心情など理解しようともしない
この映画を見ると戦争なんかしちゃいけないと再認識させられます
次の硫黄島からの手紙は更に心が痛む内容でしょう
何と言っても玉砕の話なのですから・・・
でも私は見なければならないと思っています